XMの追加口座|削除する方法や開設する方法を丁寧に解説

XM追加口座

XMの追加口座を削除する方法は?

追加口座を作るメリットってなに?

この記事ではXM利用者に向けて追加口座の削除方法や追加口座の開設方法を紹介していきます。

XMではひとりにつき最大8口座まで保有することが可能です。

複数の口座を持つ意味としては「取引のスタイルや口座タイプごとに使い分ける」「別々に資金を管理することで取引に失敗したときのダメージを抑える」などの理由が挙げられます。

ここでは、そんな追加口座を作り過ぎたときの削除方法から追加口座のメリット・デメリットまで様々な情報を詳しくまとめました!

この記事で分かること
  • 追加口座の開設はマイページから「追加口座開設」のリクエストを出すだけ
  • マイページでは追加口座の削除もできる
  • 2つ目以降の追加口座を削除するのに掛かる時間は数分程度
  • 追加口座を削除するときは残高ゼロ・保有ポジションゼロにしないといけない
  • 追加口座のメリットは取引を有利に進められる・リスクマネージメントに繋がるところ
  • 追加口座のデメリットはその数だけ資金が必要になるところ
目次

XMは最大8口座まで追加開設できる

XMホームページのトップ画像

冒頭でも伝えたように、XMはひとりのアカウントにつき最大8口座まで保有できる仕組みとなっています。

追加口座を開設するのは簡単で、2つ目以降の口座を作るときには身分証や住所確認書類を再提出する必要もありません。

XMで追加口座を開設する方法
  1. XMのマイページにアクセスする
  2. 口座管理画面で「追加口座開設」を選択
  3. 追加口座の取引プラットフォーム・口座タイプ・レバレッジなどを決める
  4. 追加口座開設のリクエストを送信
  5. だいたい1~2分で追加口座の処理が完了する

なお、こちらが追加口座を開設する流れとなります。

ご覧のように2つ目以降の口座を開設するときはマイページから申請を出すわけですが、新しく作る口座の条件などを決めるだけなので手間はほとんど掛かりません。

XMの追加口座開設ページ

こちらは実際の追加口座開設ページの画面です。

取引プラットフォーム(MT4・MT5)・口座タイプ・基本通貨・レバレッジ・パスワードを選択・入力すれば、追加口座開設の手続きは完了します。

XMの追加口座を削除する方法

XM口座一覧ページ

追加口座の削除方法は以下の通りです。

XMの追加口座・削除方法
  1. XMのマイページにアクセスする
  2. 口座管理画面で削除したい口座の「アクションを選択する」をクリック
  3. プルダウン形式で表示されたメニューから「口座を解約する」を選択
  4. 口座解約画面で「取引口座を解約する」を選択
  5. XMから口座解約のメールが届く
  6. メールに記載されたリンクから最終的な口座解約の手続きをおこなう

追加口座を解約するときは上の画像に表示されているメニューから「口座を解約する」を選んでください。

口座解約のリクエストを送信するとXMからリンク付きのメールが届きますので、そこから最終的な口座解約の手続きをおこないましょう。

なお、2つ目以降の追加口座を削除する場合は内容が即時反映されます。

ちなみに最後まで残った口座を削除するときには処理が完了するまで24時間かかります。24時間のうちに入金や取引をおこなうと削除リクエストが破棄されますので覚えておきましょう。

XMで追加口座を開設するメリット

パソコン前で喜ぶ女性イラスト画像

ここからはXMで追加口座を作るメリットについて紹介していきます。

「なぜ追加口座を作る必要があるのか?」という疑問を持つ初心者の方は、こちらの内容を参考にしていってください。

短期注文用・長期注文用として口座を使い分けられる

取引のスタイルによって口座を使い分けられるところが追加口座を持つメリットです。

FXには様々な取引方法がありますが、ポジションを保有する長さによっても以下のようにスタイルが変わってきます。

トレーダーのスタイル
  • スキャルピングトレード(短期売買):数十秒から数分の間にポジションを決済する取引スタイル
  • デイトレード(中期売買):1日のうちで注文を完結させる取引スタイル
  • スイングトレード(長期売買):数日から数週間以上ポジションを保有する取引スタイル

スキャルピングトレードとは一瞬の値動きによって発生する細かい利益をコツコツと積み重ねる取引スタイルです。

対してスイングトレードは長期的に見て価格が上がるか下がるかを判断し、結果的に大きな利益を得る取引スタイルとなります。

その中間がデイトレードとなりますが、このようにポジションを保有する時間ごとに口座を使い分けるのもトレーダーとしてのテクニックです。

仮に同じ口座で短期と長期の注文を保有すると、片方の注文に含み損が発生して証拠金維持率を下げる原因となることもあります。

こうしたマイナス要因をなくすために追加口座を上手く活用しているということです。

裁量取引用・自動売買用として口座を使い分けられる

FXの取引方法には大きく分けて「裁量取引」と「自動売買」の2つがあります。

この取引方法を使い分けるときにも追加口座の存在は大きなメリットとなるわけです。

取引方法の違い
  • 裁量取引:手動で注文や決済をおこなう方法
  • 自動売買:EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれるプログラムを使って機械的に注文を繰り返す方法

※このほか、実在するトレーダーの取引内容を丸ごと自分の口座にコピーする「コピートレード(=ミラートレード)」といった方法もある

A口座では裁量取引、B口座では自動売買といった形で口座を使い分けているトレーダーは少なくありません。

裁量取引の場合はどうしても時間的に対応できないシーン(仕事中や睡眠中)が出てきますので、そこをカバーするためにも自動売買用の口座が必要となるわけです。

なお、XMであればどの口座タイプでも自動売買ツールの使用が認められているため、安心して色々なEAを試すことが出来ます。

ほかの海外FX業者の中には口座タイプによって「自動売買の利用は禁止」と設定しているところもあります。XMは4つの口座タイプすべてがEAの使用OKとなっているので非常に便利です。

資金を振り分けることで大きな損失を回避できる

自己資金をいくつかの口座に振り分けておくと、万が一大きな失敗をした場合でも全損を免れることができます。

XMは「ゼロカットシステム」を採用する海外FX業者なので追証を請求されることはありません。

ただし、強制ロスカットされるギリギリまで注文を保有していると残高がゼロ円になることはあり得ます。

追加口座を利用したリスクマネージメント
  • A口座に10万円、B口座に10万円を振り分けたと仮定
  • A口座の取引が失敗して残高がゼロ円になってもB口座はその影響を受けない(10万円のまま)
  • 仮にA口座に20万円を入れていた場合は取引失敗によってすべての資金を失う可能性がある

初めてXMを利用する場合だと入金したお金をひとつの口座で管理しがちです。

しかし、ひとつの口座にすべての資金を入れておくと取引に失敗したときのダメージが大きくなってしまいます。

特にハイレバレッジな取引をおこなうと利益だけでなく損失が膨らむスピードも速いので、もたもたしている間に強制ロスカットされることも珍しくありません。

FXにおいて入金したお金をすべて失うことは絶対に避けるべき事態であり、そのためにもいくつかの口座を持っておいた方が良いと言えるわけです。

XMで追加口座を開設するデメリット

パソコン前で顔を抑える女性イメージイラスト

続いては追加口座を持つ上でのデメリットを紹介していきます。

確認するべき口座が増える

追加口座をたくさん作ると確認するべき口座が増えますので、結果的に「作業の複雑化」に繋がります。

上級者の中には8口座すべてを稼働させて取引をおこなう方もいますが、初心者の方は「裁量取引用」「自動売買用」「資金管理用」といった形で追加口座を使い分けてみてください。

実際に取引するのは2口座だけなので、これなら取引の内容を把握しやすいと思います。

追加口座の分だけ資金が必要となる

追加口座が増えるとその分だけ必要となる資金も増えます。

安全に取引する上では口座内の残高にある程度の余裕を持たせておきたいので、複数の口座を使う場合には相応の資金を準備しておきましょう。

口座内の残高が少ないと強制ロスカットされるリスクが高まります。そのため、最低でも証拠金維持率300%~500%くらいはキープできるよう資金のバランスを考えてみてください。

すべての口座残高の合計額がレバレッジ規制の対象となる

海外FX業者の特徴は大きいレバレッジを使えるところですが、大半の業者では一定の条件に触れた場合「レバレッジ規制」が掛かるようになっています。

XMにもレバレッジ規制の条件がありますが、その内容は以下の通りです。

XMのレバレッジ規制・条件
  • すべての口座の残高合計額が「2万ドル(およそ200万円)」を超えた場合、最大レバレッジが200倍に制限される
  • すべての口座の残高合計額が「10万ドル(およそ1000万円)」を超えた場合、最大レバレッジが100倍に制限される

ご覧のようにXMでは保有する口座の残高をすべて足した合計額が「2万ドル相当」または「10万ドル相当」を超えたときにレバレッジ規制が掛かります。

複数の口座を持っていると稼ぎやすい反面、レバレッジ規制の対象になる可能性も上がるので注意しましょう。

XMの追加口座を削除するときの注意点

ビジネスセミナー風のイメージイラスト

ここでは追加口座を削除するときの注意点について説明していきます。

追加口座を削除するときの注意点
  • 口座内の残高に資金が残っている場合は削除できない
  • 未決済のポジションがある場合は削除できない
  • 資金振替のリクエスト申請中は削除できない

残高・未決済ポジション・資金振替のリクエストが残っている状態だと追加口座の削除ができません。

そのため、追加口座を削除する場合は残高を別の口座に移動させ、保有するポジションをすべて決済してから手続きをおこなってください。

また、ネットバンクから入金をおこなっていた場合は、ネットバンクに登録してある振込先も消しておいた方が良いです。

XMの口座に銀行から入金するときは振込依頼人の欄に「氏名+口座番号」を入力するのですが、削除した口座の振込先が残っていると入金ミスの原因になりかねません。

XMでは「口座番号」をもとに入金処理をしているので、使わなくなった口座番号を登録している場合は出来るだけ早く削除しておきましょう。

XMに追加口座削除に関するQ&A

電球・ヒントのイメージイラスト

それでは最後にXMの追加口座削除に関する疑問をQ&A形式で解消していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

XMの追加口座が削除できないときの原因は?

口座内に資金が残っている場合は追加口座の削除ができません。

また、未決済ポジションを保有している場合も削除のリクエストが通りませんので確認してみてください。

ちなみに残高を別の口座に資金移動させている場合は、その処理が終わってから削除の申請をしましょう。

マイページからリクエストを送信しただけでは削除の処理は完了しません。XMから届くメールに従い口座削除の手続きを最後まで済ませているかどうかをチェックしてみてください。

口座内にクレジットが残っている場合は削除できる?

残高ではなく「クレジット」が残っている場合は口座の削除ができます。

なお、クレジットとは入金ボーナスやXMPの交換によって与えられるお金のことです。

クレジットはそのまま出金することができないので、余っていたとしても口座の削除手続きに影響を与えません。

ただし、クレジットが残っている状態で口座を削除するとそのクレジットは別の口座に移動されることなく消滅します。取引できるくらいのクレジットが残っている場合は最後に使い切ってしまいましょう。

追加口座にログインできないときの対処法は?

追加口座にログインできないときの原因には「ログイン情報の入力ミス」が挙げられますので、一度ログインID・パスワード・サーバー名が正しいかどうか確認してみてください。

MT4・MT5が既存のログイン情報を記憶していると、別の口座のIDやパスワードを自動的に表示させることもあります。

そのため、追加した口座にログインできないときはID・パスワード・サーバー名をリセットしてから再度ログイン情報を入力しましょう。

【まとめ】XMの追加口座削除について

XMの追加口座を削除する方法などを詳しく紹介してきました。

追加口座の削除や開設はすべてマイページの口座管理画面から操作できます。

2つ目以降の追加口座を削除する場合はリクエストが即時反映されるため手間や時間が掛かりません。

なお、削除したい口座に残高が未決済ポジションが残っていると削除申請が通らないので、その点だけは覚えておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次