IS6FXのスプレッドを他社スプレッドと比較!スプレッドが広がる時間も解説

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IS6FXのスプレッドは広い?!

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他の取引所に比べて、取引コストは高いの?

なんて疑問に思っていませんか?

IS6FXは、変動スプレッド精を採用していますが、実際のところスプレッドは広いのでしょうか?

他の取引所と比較しながら取引コストが高いのかどうかを検証していきます。

IS6FXで長年取引をしている筆者がIS6FXのスプレッドを他社と比較しながら解説していきます!

この記事でわかること
  • スプレッドとは買値と売値の差額の事
  • IS6FXは、スプレッドが狭い低スプレッド口座を利用する事が出来ない
  • IS6FXは変動スプレッド制を採用している
  • IS6FXのスプレッドは他社に比べて少し広い
  • 指標発表時や流動性が低い時にスプレッドが急拡大する事がある
IS6FX

また、海外FXドットコムではIS6FXの口コミ評判を分かりやすく解説しています。

詳しくはIS6FXの評判・口コミを閲覧しましょう!

目次

スプレッドとは

スプレッド幅とは、買値(Ask)と売値(Bid)の価格差のことです。

なぜ価格差があるかと言うと、この差が取引所の収益となります。

買い手と売り手をマッチングさせる代わりに、買い手には少し高い価格で売り、売り手からは少し安い価格で買い取っています。

この買値と売値の価格差であるスプレッドがトレーダーの取引コストになります。

スプレッドの計算方法

スプレッドを計算するには、pipsをまずは理解する必要があります。スプレッドはpipsと言う単位を採用しています。

では、pipsとはどう意味なのでしょうか?

Pipsとは

①基軸通貨が日本円(クロス円)例)USDJPY・EURJPY・GBPJPY
1Pips=0.01円

②基軸通貨がドル(クロスドル)例)EURUSD・GBPUSD・AUDUSD
1Pips=0.0001ドル

③基軸通貨が円・ドル以外例)EURGBP・GBPAUD・EURCHF
1Pips=0.0001(右側の通貨単位)

pipsが分かれば、スプレッドの計算をする事が出来ます。

USDJPYのスプレッドについて考えてみましょう。

IS6FXドル円スプレッド例

上図の様な場合、ドル円の買値は127.291円、売値が127.270円となります。

よってスプレッドは買値と売値の差なので

127.291-127.27=0.021円

これをスプレッドに変換すると・・・・

0.021(円)×100(pips/円)=2.1pips

スプレッドは2.1pipsである事が分かります。

IS6FXのスプレッドについて

IS6FXのスプレッドはどういう特徴を持っているのか見ていきましょう。

IS6FXのスプレッドは変動スプレッド制

スプレッドには、変動スプレッド制と固定スプレッド制の2パターンがあります。

IS6FXは一般的な、変動スプレッド制を採用しています。

それぞれの違いについて見ていきましょう。

固定スプレッド制の特徴
  • 固定スプレッド制は、常にスプレッドが固定されている
  • 国内FX取引所が採用している事が多い
  • 例外的に広がる事もある
  • 総合的なコストは高くなりがち
変動スプレッド制の特徴
  • 変動スプレッド制は、スプレッド幅が相場状況により変化する
  • 海外FX取引所が採用している事が多い
  • 総合的なコストは意外と安くなる事が多い

経済指標時や相場がクラッシュした時などに大きく広がる事がある、変動スプレッド制ですが、通常の時は固定スプレッド制よりも取引コストは低く済む事が多いです。

逆に変動スプレッド制が大きくスプレッドがひらいている時は固定スプレッド制が有利になります。

IS6FXの口座タイプによるスプレッドの特徴

IS6FXには「マイクロ口座」、「スタンダード口座」、「プロ口座」、「6000倍口座」の4種類の口座タイプがあり、それぞれスプレッドが異なります。

IS6FXの口座タイプ

口座タイプマイクロ口座スタンダード口座プロ口座※募集終了6000倍口座
USDJPYスプレッド目安2.0pips〜1.6pips〜0.8pips~1.4pips~
最大レバレッジ1000倍1000倍400倍6000倍
最低入金額50$50$1000$50$
自動売買××
ボーナス×口座開設ボーナス
入金ボーナス
××

プロ口座のスプレッドが狭くなっている事が分かります。

ですが、現在はプロ口座の募集を終了しているので、スタンダード口座が一番スプレッドが狭いという事になります。

スタンダード口座のスプレッド一覧

スタンダード口座のスプレッド一覧は以下の通りです。

通貨ペア 平均スプレッド 計測スプレッド
AUD / CAD 3.8pips 3.5pips
AUD / CHF 3.5pips 3.5pips
AUD / JPY 2.9pips 3.4pips
AUD / NZD 3.4pips 3.2pips
AUD / USD 2pips 2.1pips
CAD / JPY 3pips 3.0pips
CHF / JPY 2.9pips 3.2pips
EUR / AUD 3.4pips 3.5pips
EUR / CAD 3.7pips 3.7pips
EUR / CHF 2.5pips 3.2pips
EUR / GBP 2pips 2.4pips
EUR / JPY 2.3pips 2.2pips
EUR / NZD 5.5pips 5.0pips
EUR / USD 1.5pips 2.2pips
EUR / ZAR 185pips 185pips
GBP / AUD 4.8pips 5.3pips
GBP / CAD 5.1pips 5.0pips
GBP / CHF 4.4pips 4.4pips
GBP / JPY 3.1pips 4.0pips
GBP / NZD 7.6pips 8.2pips
GBP / USD 2.4pips 3.3pips
NZD / JPY 3.1pips 3.9pips
NZD / USD 2.7pips 3.3pips
USD / CAD 2.1pips 2.5pips
USD / CHF 2.3pips 2.4pips
USD / CNH 21pips 2.2pips
USD / JPY 1.6pips 2.1pips
USD / MXN 55pips 71.2pips
USD / SGD 4.5pips 4.3pips
USD / TRY 18.9pips 29.3pips
USD / ZAR 80pips 76pips
ZAR / JPY 2.8pips 6.5pips

上記表の計測スプレッドは2023年1月30日18:00に計測したデータになります。

平均スプレッドに対してやや、計測した際のスプレッドはずれていました。

全体的に平均よりもスプレッドがひらいているタイミング多かったです。

マイクロ口座のスプレッド一覧

マイクロ口座のスプレッド一覧は以下の通りです。

通貨ペア 平均スプレッド 計測スプレッド
AUD / CAD 4.7pips 3.5pips
AUD / CHF 4.4pips 3.5pips
AUD / JPY 3.7pips 3.2pips
AUD / NZD 4.3pips 3.5pips
AUD / USD 2.5pips 2.1pips
CAD / JPY 3.8pips 2.9pips
CHF / JPY 3.6pips 3.5pips
EUR / AUD 4.3pips 3.4pips
EUR / CAD 4.6pips 3.3pips
EUR / CHF 3.2pips 3.2pips
EUR / GBP 2.5pips 2.4pips
EUR / JPY 2.9pips 2.3pips
EUR / NZD 6.8pips 4.7pips
EUR / USD 1.9pips 2.1pips
EUR / ZAR 190pips 193.4pips
GBP / AUD 6.1pips 5.2pips
GBP / CAD 6.4pips 5.4pips
GBP / CHF 5.1pips 4.1pips
GBP / JPY 3.9pips 4.3pips
GBP / NZD 9.2pips 7.5pips
GBP / USD 3.1pips 3.5pips
NZD / JPY 3.9pips 3.7pips
NZD / USD 3.4pips 3.2pips
USD / CAD 2.7pips 2.3pips
USD / CHF 2.9pips 2.4pips
USD / CNH 25.5pips 18.9pips
USD / JPY 2pips 2.0pips
USD / MXN 60pips 65.4pips
USD / SGD 5.6pips 4.2pips
USD / TRY 20.4pips 24.05pips
USD / ZAR 85pips 70pips
ZAR / JPY 3.3pips 6.4pips

上記表の計測スプレッドは2023年1月30日19時に測定したものです。

平均スプレッドに対して、実際に計測したところスプレッドは狭い事が判明しました。

スタンダードに比べて大幅に広い訳ではないですが、若干スタンダード口座の方がスプレッドが狭いと言う事が分かりました。

IS6FXのスプレッドと他海外FX取引所を比較

スプレッド 比較

IS6FXはスプレッドが狭い口座が現在は利用出来ないので、スタンダード口座で他の取引所と比較してみます※プロ口座は現在新規口座開設を停止しています。

IS6FXのスプレッドは他の取引所に比べて狭いのでしょうか?

スプレッドの狭さは取引コストに直結するので、非常に重要です!

今回、比較するのはXM、Gemforex、Axioryと比較していきます。

IS6FXと他の海外FX業者のスプレッド比較

通貨ペアIS6FX
(スタンダード口座)
GEMFOREX
(オールインワン口座)
XM
(スタンダード口座)
AXIORY
(スタンダード口座)
USD/JPY1.6pips1.5 pips1.6 pips1.2 pips
EUR/JPY2.3pips1.7 pips2.3 pips1.3
GBP/JPY3.1pips2.2 pips3.5 pips2.1 pips
AUD/JPY2.9pips2.3 pips3.3 pips1.8 pips
CAD/JPY3.0pips3.1 pips3.1 pips2.1 pips
EUR/USD1.5pips1.8 pips1.7 pips1.2 pips
GBP/USD2.4pips2.4 pips2.2 pips1.5 pips
AUD/USD2.0pips2.5 pips2 pips1.7 pips

他社と比べると決して、スプレッドが狭いとは言えませんが、日本最大手の海外FX取引所であるXMよりは狭いスプレッドを提供しています。

一方でAxioryと比較すると、だいぶIS6FXのスプレッドは広い事が分かります。

スキャルピングなどの手法で取引する事が多い方は、IS6FXよりもAxioryなどのスプレッドが狭い業者の方が有利でしょう。

スプレッドが急拡大するタイミングとは?

メリット

IS6FXは変動スプレッド制を採用している為、スプレッドが急拡大する事があります。

スプレッドが急拡大すると、それだけで一気に含み損が大きくなったり、ストップロスにかかってしまったりするので、注意が必要です。

では、どんな時にスプレッドは急拡大するのでしょうか?

IS6FXのスプレッドが急拡大するタイミング
  • 指標発表時
  • 突発的なファンダメンタルズが発生した時
  • 流動性が低い時

スプレッドが急拡大するタイミング①:指標発表時

最も相場が動く経済指標は、FOMCです。

FOMC(Federal Open Market Committee)は、米国の金融政策を決定する会合のことで、年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。

為替は基本的に、金利に左右されるので、この金利が大きく決まるFOMCでは、大きな値動きが度々発生します。

この様に大きな値動きが発生すると、流動性が低下し、スプレッドが急拡大する事が多々あります。

経済指標発表時はスプレッドの急拡大に注意しましょう。以下に重要な経済指標をまとめておきます。

米国の重要な経済指標一覧
  • ISM非製造業景気指数
  • ADP雇用統計
  • 失業率
  • 非農業部門雇用統計
  • 消費者物価指数
  • 小売売上高
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自分が取引する通貨の経済指標には気をつける様にしましょう!

スプレッドが急拡大するタイミング②:突発的なファンダが発生した時

災害やテロ、企業の倒産など経済に大きな影響を与える様な出来事が発生するとスプレッドが急拡大する事があります。

突発的なファンダが発生する事で、非常に大きな値動きが発生する事によりスプレッドは急拡大します。

最近だと新型コロナウイルスによる「コロナショック」や「ウクライナの戦争」などにより相場が急変動し、スプレッドが拡大しました。

また、首脳や、中央銀行の総裁といった要人による発言も相場を大きく動かす要因となり、こちらもスプレッドが急拡大する要因の一つです。

スプレッドが急拡大するタイミング③:流動性が低い時

主要な市場がしまっている時間帯は、市場参加者がかなり減る為、流動性がなくなります。

こういった流動性が低い時間帯は、スプレッドが大きく広がっている事が多いです。

市場参加者が少ない期間
  • 早朝(4:00〜7:00)
  • 年末年始
  • クリスマス
  • 週末(土曜日早朝と月曜日早朝)
  • ゴールデンウィーク

早朝や週末などは、ポジションを持ち越すと必ず通る時間帯なので、余裕のあるストップロスや証拠金を意識しましょう。

通常時はロスカットされなかったけど、スプレッドが広がっていた事でロスカットされてしまうって事もあります。

IS6FXのスプレッドまとめ

ここまでIS6FXのスプレッドについて見てきました。

IS6FXのスプレッドはXMよりは狭いですが、Axioryなどに比べると広い事が分かります。

スキャルピング取引がメインの方には若干取引コストが高いかもしれません。

また、スプレッドが狭い低スプレッド口座を利用する事が出来ないのも難点です。

しかし、豪華なキャンペーンがあるので、スプレッドが急拡大するタイミングに注意しながら利用するのがいいでしょう!

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